【 海の情報 】
ケラマモドキ 透明度20m、水温19.2℃
猛烈な北東風が吹き付ける一日でした。気温も春から冬へ一気に逆戻りしたようで超寒いです…。しかも雨です…。そんな家から一歩も出たくないような日でしたがちょっと用事があって海へ行ってみました。水温が19℃もあったので温泉に入っているような気分になりました。
今日はケラマモドキで潜りました。ここはケイカイと野田浜の中間地点にあるのですが、コレ!っていう地形的な特長も無く、凄い生物が出るわけでも無く、しかも単調すぎて地形を把握する難易度高めという事もあって、許可はされてるけど現地ガイドでも滅多に潜らないという場所です。
このポイントの中心には多分ですが大昔の噴火口の跡だと思われる場所があって、その噴火口跡の中や周辺に生物が密集しています。そんな中でも他のポイントではあまり見られない頭の皮弁が長めのコケギンポが集まる団地があり、僕の中だけでは人気を博しています。同じ団地にはトウシマコケギンポも沢山います。イバラカンザシは白ばかりが沢山あります。
噴火口の内側の壁から咲いているフトヤギをじっくり眺めていくと、このポイントでは初めてとなるアカホシカクレエビが付いてました。しかも体長1㎝弱の子供です。小さいけど超絵になりますよ。
同じ噴火口跡の内側にあるスリット付近を探すと、約1年前に体長5㎜くらいで発見したオレンジ色のイロカエルアンコウが体長5㎝まで成長してました。1年間も移動しないで同じ場所で生活してるなんてビックリです。余程良い環境なんでしょうね。